武内ヒロクニ


色鉛筆の巨匠ヒロクニ氏は、個展の前になると、必ず、開墾畑の上をグラマンが飛来、機銃照射を浴びせる光景が甦るという。
DEATH IS CANDY。反俗的夢想者の楽園。辺境と集落。そして辿り着いたCROSS & CARE。横断と治癒。この歳になってデカダンス気取っておれん。いざ勝負。
ヒロクニ氏の独創性は作品から存在までを貫徹している。17年蝉が爆発する。小賢しいアッパーカルチャーの氾濫の中で傲岸不遜の地下生活者として、都市の喧騒と退廃と官能性を色鉛筆に留めよ。永遠に!!

島田 誠 



年譜

1937年
奄美・徳之島の村長助役、松村家の長男として生まれる。
祠やガジョマルの樹のある広大な敷地内で4才までのびのび育つ。

1941年
武内の姓に変わる。教師をしていた両親について鹿児島市内を転々と移り住む。
船の絵をタタミにコラージュする。

1945年
一家で神戸に移る。新しい父、武内の影響で小学生、中学生時代、オザキシロウ、ニワフミオ、サトウコウロクなど読み耽り、図画にも関心をもつ。

1953年
高校中退。ダザイ、アンゴ、オダサクノスケ、プレボー、関心を寄せる。
この頃から、「街」の徘徊が始まる。

1956年
結婚。
小さな地方展での受賞を機に本格的に画家をめざす。
アンジョウランタロウを知る。

1962年
第8回神戸二紀展 寄託賞受賞。
神戸京美堂画廊個展
島太郎氏を知る。氏の徳山巍にほれて二紀をやめる。
双子女児生まれる。

1963年
神戸ナショナルギャラリー個展
小西保文、知念正文、武内博洲 拓展(大阪画廊)
離婚。

1964年
島太郎、酒井銀河、武内博洲3人展(洲本市公会堂)
新構造社会員となる。

1965年
グループ位 第一回展(神戸国際会館)
グループ位 非人称展(ダイワ画廊)
アンデパンダンアートフェスティバル グループ位(岐阜)

1966年
E・ジャリ展 グループ位(大阪ヌーヌ画廊)
寄生虫展 グループ位(大阪信濃橋画廊)
現代美術祭典 グループ位 無感覚思考宣言(堺市)
次元66展(京都市美術館)
岡山市芸術祭参加 汎瀬戸内美術展

1967年
神戸コトブキギャラリー個展
大阪 信濃橋画廊個展(ワッポオペレーション)
オール関西新人選抜展(信濃橋画廊)

1968年
次元68展(京都市美術館)
第一回タカ展(神戸 安田ギャラリー)
第二回タカ展(大阪 あの画廊)

1969年
第一回兵庫県美術家祭典(兵庫県近代美術館)

1970年
前衛のつくる民芸展(神戸画廊)
前衛作家作品展(京都射手座ギャラリー)
民芸1980円展(神戸画廊)

1971年
兵庫県美術祭
この時期、他に 京都美術館ニルバーナ展、第1回京都アンデパンダン展 に出展

VOXヒコーキ堂経営。
ロック、JAZZ、フィルム製作等サブカルチャーとメディアスポットとする。
(レイという女性から影響を受ける)
「ロコのプライベートルーム」女流カメラマンのモデルとなる。
この6年を作家は「バンビ時代」と呼ぶ。

1977年
臀部展(神戸)

1978年
画廊レンガ舎個展(姫路)

1979年
凡画廊個展(加古川)

1980年
凡画廊個展(加古川)

1981年
ギャラリーパルパローレ個展(神戸)

1983年
凡画舎企画、凡画展

1985年
武内博洲 鴨下葉子二人展(アートサロン・ロロ)

1986年
神戸明泉寺壁画完成

1990年
牧神画廊個展(東京)
武内ヒロクニの世界展(神戸・海文堂ギャラリー)
結婚。

1992年
武内ヒロクニの世界展(神戸・海文堂ギャラリー)

1993年
武内ヒロクニの世界展(神戸・海文堂ギャラリー)

1995年
武内ヒロクニの世界展(神戸・海文堂ギャラリー)
ダンロップ住友ゴムのカレンダー製作
CityギャラリーI.M(大阪)

1997年
武内ヒロクニの世界展(神戸・海文堂ギャラリー)

1998年
武内ヒロクニの世界展(神戸・海文堂ギャラリー)

2000年
アメリカ村 モンスーン・ティールーム個展
カンテ・グランデ中津店個展

2001年
ギャラリーDEN個展(大阪)

2004年
武内ヒロクニ個展 CROSS&CARE(神戸・ギャラリー島田)

2005年
武内ヒロクニの部屋“DAHOMAY”

2006年
毎日新聞夕刊 東京都内版「しあわせ食堂」4月連載始まる
「アトリエの武内ヒロクニ」展 毎日新聞夕刊 挿絵連載記念
                  (神戸・ギャラリー島田)

2008年
武内ヒロクニ展 ‘TALK IS CHEAP’

2009年
毎日新聞夕刊 東京都内版「しあわせ食堂」連載3月に終わる
武内ヒロクニ「しあわせ食堂原画展」(神戸・ギャラリー島田)

2010年
武内ヒロクニ鉛筆画の世界(神戸・ギャラリー島田)
「しあわせ食堂」原画&色鉛筆の世界展 武内ヒロクニ展
     (ギャラリーゴトウ&ギャラリー枝香庵同時開催)

2011年
ドローイングの楽しみ グループ展(ギャラリーゴトウ)
絵本とファインアートのあいだに Part6 グループ展(ギャラリー枝香庵)
一石を投ずる展(ギャラリー島田)
「コレクタがやって来た」展 NO.5(ギャラリー ア ビアント)
SUMMER FESTA(ギャラリー枝香庵)

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